セックスの効能は気持ちいだけじゃない?セックスが与える体への影響とは

セックスは快楽を得るためだったり、性欲を満たす、愛情を確かめるための行為だと考えている人も多いでしょう。

ですが実はセックスにはそれら以外にも様々な効用があるのです。

そのため、セックスをすることで病気の予防をしたり、気持ちの問題などを解決することもできるのです。

それらを知ってセックスをすることで、よりセックスを楽しむことができるでしょう。

そこで今回は、セックスの効能について紹介していきます。

セックスの病気への効果

実はセックスには、病気を予防する効果もあります。

セックスさせすれば病気にかからないということはありませんが、病気にかかるリスクを下げることはできます。

気持ちよくて、さらに病気も予防できるのならばぜひセックスをしたいと考える人も多いでしょう。

風邪予防

週に1~2回のセックスを行うと、体内の免疫グロブリンが増え、風邪やインフルエンザにもかかりにくくなると言われています。

実際に定期的にセックスをしているカップルとセックスレスのカップルを比較すると、セックスをしているカップルの方が免疫グロブリンが30%近く高くなります。

男性にうれしい効果

セックスをすることで、男性にとってうれしい効果がいくつかあります。

劇的な効果が得られるわけではありませんが、男性ならではの病気の予防もすることができるのです。

前立腺がん予防

ハーバード大学医学大学院が行った研究では、頻繁に射精することで前立腺がんのリスクが下がるという結果が得られています。

この研究では月に21回以上射精をしている40?49代の男性は射精回数が4~7階の男性と比べて、約22%も前立腺がんのリスクが低いことがわかっています。

セックスは射精を伴うので、頻繁にセックスをすれば前立腺がんになるリスクを減らすことができるのです。

生殖能力アップ

2009年にオランダで行われた欧州ヒト生殖学会議では、精子の質を高めるためには、敵機的なセックスが重要だという研究結果が発表されました。

この研究によると、7日間に渡り毎日射精したところ、被験者の80%が精子の損傷率が下がり、質が高くなったということです。

精子の質が高くなると受精もしやすくなるので、生殖能力が上がります。

女性にうれしい効果

セックスには男性にうれしい効果があるのと同様に、女性にとってもうれしい効果もあります。

こちらも劇的な効果があるわけではありませんが、悩みを解決するきっかけになるかもしれません。

女性ホルモン増加

アメリカ国立衛生研究所が行った研究では、性行為をしたことがある女性は経験が無い女性に比べると女性ホルモンの濃度が15%ほど高いという結果が出ています。

セックスをすればするほど女性ホルモンが増えるわけではありませんが、セックスと女性ホルモンの関係は明らかになっています。

生理前の不快感緩和

女性は生理前になると女性ホルモンが減少し、相対的に男性ホルモンの量が多くなります。

結果生理前に性欲が高まったり、緊張が高まってしまいます。

ですがセックスをしてマスターベーションをすることによって自律神経の副交感神経が優位になり、リラックスすることができます。

同時にストレスを解消することもでき、生理前の不快感を緩和することができます。

若返り効果

セックスをしてオーガズム状態になると、アンチエイジングホルモンであるDHEAが通常の5倍にまで増えるとされています。

そのためセックスでオーガズムを得ることは、若返りを意識する女性にとっては非常に大きな効果をもたらしてくれます。

特にある程度年を取った場合には顕著で、セックスレスのカップルに比べると5歳程度も若く見えるようになるという研究もあります。

気持ちに対する効果

セックスは気持ちが良かったり、愛情を感じるということで、心の安らぎになると考えている人も多いです。

ですがこれらの効果以外に精神面に良い影響を与えてくれるのです。

そのため何か悩みがある時などにも、解消するきっかけになることもあります。

体に対する自信がアップする

セックスをする際にはお互いに裸になります。

そのためセックスを頻繁にする人は、異性に裸を見せる機会が増えます。

その結果自分の体により強い自信を持つことができる傾向があります。

異性に裸を見せることで、お腹のたるみなどを気にするようになることも多いです。

睡眠の質改善

セックスでオーガズムを迎えると、幸せホルモンとも呼ばれるオキシトシンが分泌されます。

その結果、心を鎮めることができるようになります。

特に近年では人と触れ合う機会が減ったという人も多く、オキシトシンが不足している人も増えているので、大きな効果を得ることができるでしょう。

適切なセックスの頻度は?

セックスの回数に関する研究には、2015年に、『Social Psychological and Personality Science』誌に掲載されたものがあります。

この研究では、週に1回以上セックスをしたカップルは、週に1階もセックスをしていないカップルに比べて恋愛関係に満足しているという結果が出ています。

そのため、少なくとも週1回以上セックスをすると、精神的医も良い効果が得られるでしょう。

また同研究では、週に1回より多くセックスをした場合と、週に1回のセックスをした場合には、大きな違いが無かったという結果も出ています。

そのため、負担になるほど頻繁にセックスをする必要もありません。